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肩こりからの意外な症状

これも肩こりの影響?意外な症状とは


肩こりといえば、首や肩、背中のあたりがズシンと重く、何かおもりが乗っているような感覚を思い浮かべる人が多いでしょう。人によっては、肩甲骨まわりに硬い板が入れられているように感じることもあるかもしれません。しかし、それ以外にもこんな「肩こり」があったのです!


①激痛が走る
肩まわりはもちろんのこと、首や背中が激しく痛むというときは、肩こりが重症化してしまったことが考えられます。「寝違えたのか首が痛いのが治らない」「何もしていないのに背中が痛い」など、肩以外の場所が痛んでも、その原因が肩こりだとはなかなか思い当たらないでしょう。しかし、それまでに肩が重いかんじや鈍い痛みなどを感じていた場合は、それを悪化させてしまったために激痛が生じている恐れがあります。
夜に眠れないほど痛む、じっとしていても常に痛みやしびれを感じるといったレベルまで悪化してしまった場合は、普通の肩こりをやわらげるような方法では効き目がないかもしれません。なるべく早めに病院で医師の診断を受けましょう。


②頭痛やめまい、吐き気をもよおす
一見肩こりとはまったく関係なさそうですが、頭痛やめまい、吐き気がするなどの症状は、肩こりと密接に関わっていることがあります。
背中や肩、首まわりの神経が肩こりによって緊張すると、そこから後頭部とこめかみのあたりにつながっている神経も同じようにこわばり、神経性頭痛が引き起こされます。この神経性頭痛は頭がひどく痛むだけでなく、立っていられないようなめまいや我慢できないほどの吐き気がもよおされることもあります。肩こり解消法を試すとこれらの症状がよくなることも多いようです。


③高血圧とも関連性が
今までは低血圧の人が血の巡りの悪さ、身体の冷えから肩こりを発症しやすいと言われていました。しかし、だんだん一概にそうともいえないのではないかと考えられるようになってきました。
高血圧になってしまう原因はさまざまですが、その中に動脈硬化で血管が狭められ、血流が悪くなるために血圧が上がるというものがあります。また、ストレスが交感神経を働かせて筋肉を緊張させてしまうというのは先述のとおりですが、交感神経が血管も狭めてしまい、高血圧を引き起こすこともよくあります。
どちらにも血流と高血圧の関連性が見られますが、血行が悪いと肩こりにもなりやすくなります。そのため、高血圧と肩こりは併発してしまったり、同じところに起因していたりするというわけなのです。

肩こりは色々は他の病気のサインかも?
気になる場合は病院を受診しましょうね