健康家族

スッキリ、爽やかに過ごすためのヒント

ストレスとはうまく付き合いましょう!

ストレスフルな現代社会。人々を取り巻く環境にはさまざまなストレスがあります。
例えば、イライラするには、理由があります。
自分が「どんなことにイライラしているか」を整理したり、集団の心理などを知っていると、少しずつイライラが解消され、ストレスは溜まりにくくなります。
働く人にとって、仕事上の人間関係のストレスは上位にランクします。
1日の1/3以上の時間を過ごす場所なので、少しでも快適に過ごしたいものです。
どうしてもストレス解消が難しい場合は、転職をひとつの選択肢として考えることも良いでしょう。
ストレスは適宜、発散していかないと蓄積されます。ストレスが蓄積された状態では、冷静な判断をすることは難しくなります。
転職は人生の転機となる重要な決断です。自分に合ったストレス解消法を見つけて、ストレスを溜めない習慣を身につけましょう!
そこで、簡単なストレス解消方法を紹介します。
小さい頃、国語の教科書を授業中によく『音読』をさせられました。
どちらかと言えば得意な方で、先生に誉められた事が将来の職業選択の切っ掛けにもなったかも判りません
大人が文章を読む時は『黙読』をする事が圧倒的に多いと思います
でも『音読』には『黙読』には無いメリットが沢山あるのだそうです

①気持ちが落ち着く
気持ちを落ち着かせる作用のあるセロトニン(神経伝達物質)は、音読をすることで多く分泌されます
音読を習慣にすることで、安定した精神状態を導くだけでなく、認知症やうつの予防にも効果が期待できます
②やる気が出てくる
やる気や自制心を司る脳の前頭葉は、音読によって刺激することができます
前頭葉は意識して動かすことが必要で、音読はその適した手段です
③ストレスが解消し、抵抗力がアップする
大きな声を出すことで、ストレスホルモンが少なくなるだけでなく、内臓の働きも活性化しますから、病気に対する抵抗力も高まる可能性があります
④脳が活性化される
『黙読』は目で情報を読み取って脳にインプットしますが、『音読』では声に出して文章を読むアウトプットが加わります
音読は視覚と聴覚の両方を同時に用いることで、脳の活性化に効果があるのです
誤嚥性肺炎の予防に役立つ
のどの筋肉は年齢と共に衰えていきます
音読でのどの筋肉を自然に鍛えることで、誤嚥性肺炎の予防に繋がります。
あとはよく言われますが、笑う事です。
脳科学によると、「快感や多幸感を得る脳のドーパミン神経は、騙されやすい。
嘘でも笑うと、表情筋の動きが脳に伝わり、楽しいと感じる部分を刺激する。これによって楽しいという気持ちが生まれ、ご機嫌になりやすい。」といわれています。
実際に、意識的に上を向くようにすれば、ポジティブな方向に考えやすいという研究結果もあります。
ストレスから脳を守るために、ポジティブな脳に変換していきませんか?

人間の“こころ”は、とても繊細です。こころが不健康になると、体にも影響を及ぼします。
小さな事でも、意識して行動することによって変えられることはたくさんあります。こころも例外ではありません。